訪問看護師と病棟看護師の違い

看護師として働く際に、病院に勤めてドクターの片腕として働く方法は一般的ですが、時間と多くの患者さんのことを気にしながら、時には本当にその看護がその患者さん、そのケースに対して適切かどうかということを意識する間もなく時間が流れてしまいがちです。病院という効率化された組織の中では、「正しい」という判断は責任を持ったドクターが出すもので、特に入院している患者さんの面倒をみることが、仕事の病棟看護師もひとりひとりのニーズにすべて対応できているわけではないというのが実際なのです。

看護を行う以上、相手をする患者さんのニーズに対してしっかり応えたいと願うのは、職業人として当たり前のことでもあります。同じ医療を受けてもらうにしても、心地よく治療を受けて欲しい、治療を施される側がその治療方法に対して納得して、患者さんも前向きになって治療を進めたい、そのようなことが仕事をしていると頭に浮かんでくるでしょう。

このように、「患者さんを診る」、「ニーズを聞く」、「とことん話し合って納得してもらう」ということが可能な看護師のスタイルが訪問看護師です。入院ではなく、自宅で療養するというスタイルですから、そこで流れる時間は患者さんの時間です。病院ではドクターなど治療側の時間が流れるのですが、患者さん自身のテリトリーでは患者さん自身の時間が流れることになります。その中に分け入って、理解してもらってはじめて看護が成立するのが訪問看護師で、病棟看護師と訪問看護師の違いは主にこのような部分にあります。

医療は、治療する側とされる側が揃ってはじめて成立しますが、多くの患者さんを抱える病院では、どうしても「合理的」に物事を進めなければいけない面があり、組織として多くの患者さんを預かっている以上、ひとりひとりのニーズをすべて聞き入れていては成立しなくなってしまいます。「ルール」や「規定」のようなものを作って、ある程度のところで「ライン」を引いて治療に当たるしかないというのが現実です。

たとえ正しい治療法であっても、治療を受ける側が納得しなければ精神的に健全ではありません。自身がどのような処置をされているのかということがわからないまま治療を受けるのと、納得して一緒になって「治す」という意思を持つのとでは、治療の効果に違いが出てきます。精神状態は身体にも影響を及ぼします。訪問看護師は、そのような患者さんの精神も治療に役立てるようにすることも仕事だと言えます。

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